博多で有名な明太子。全国で食べられている人気食材だ。だが近年この明太子が売れなくなってきている。あまりにもスタンダードな食材になったので、あとは売り上げが下がっていくばかりなのだ。よって博多では明太子を使って何かアピールできないのかを考えた。色々なアイデアがでたなか、採用されたのが明太子祭りで催される企画の明太子合戦だ。なんと雪合戦のように明太子を投げ合うのだ。明太子をぶつけ合うので、まるで雪国の衣装のように全身をつなぎで覆い、心ゆくまで明太子を投げて祝うというものだ。日頃溜まったストレスを発散できるということで、話題となり明太子の知名度がさらに上がった。おかげで売り上げが伸びている。ちなみに明太子合戦で使用した明太子は食用として再利用されている。明太子を使った新しい試みだろう。