夏が来れば思い出すー。毎年夏が来るたびにあることを思い出す。というか呼び起こさせることがある。それは自分の耳、聴覚に変化が起こるのだ。突然耳が聞こえにくくなったと思ったら、どんどん膨れ上がっていき、ついにはバスケットボールくらいの大きさまで膨らむ。そして変色していきある模様になる。それはまさに夏の風物詩、スイカだ。スイカが耳に取って代わるのだ。小さい頃にこの現象が起きてからすでに20年異常毎年夏に耳がスイカになっている。原因はさっぱりわからない。だが毎年なるので、自分でも受け入れてしまったのだ。夏の期間は難聴になるのだが、過ぎ去ると元に戻るので、もう慣れてしまった。毎年夏が来れば思い出すのだ。