ある動物園のプレーリードッグがかわいいと話題になっている。今までこの動物園は人気がなくて閉園しかかっていた。そんな動物園のプレーリードッグがなんで話題になったのか。それは飼育員のおかげなのだ。飼育員のKさんはマンガのゴルゴ13が大好きで、なぜかプレーリードッグの世話をするときにゴルゴ13の良さを話しかけていたのだ。そんな日々が数年続いたら、プレーリードッグの顔がゴルゴ13みたいに変化したのである。その顔、表情、仕草がとても可愛らしく、人気の動物園になったのである。連日プレーリードッグの前に人だかりができて、何時間待ちの状態になる日も多々ある。そのうちにゴルゴ13の仕草までするようになったので、いつかスナイパーにもなるかもしれない。まさに動物園の救世主なのだ。