ある日突然何かが後方からぶつかってきた。ドスンという音が響き、軽い脳震盪になった。数分後に意識が戻ってくると、喉のあたりに何か違和感を感じた。手で触ってみると、何か喉に付いているように感じた。鏡でみてみると、なんとそこには鷹の頭があったのだ。そして鏡ごしにこちらをジロリとみている。何がどうなったんだ?頭の整理をしていると、どうもさっきの振動は後方から鷹にぶつけられた振動だったらしい。そしてその鷹が喉を突き破り、そのまま抜けなくなってい止まっているのだ。どうやってもこの鷹が喉から抜けずに、もう自分の一部分になっている。どうやって餌を採ってくるのか、栄養を補給しているのかわからないが、オレも鷹もその後は健康に過ごしている。とても不思議だ。