目がグルグルする。ある飲みすぎた夜の帰り道、足元がふらふらするからか目がグルグルと回転しているように思える。どこに焦点が合っているのかわからないくらい酔っ払っているのかもしれない。だが、なぜかはっきりと覚えているのもどこかおかしい。酔っ払うと記憶も薄くなるのが一般的だ。だがしっかりと何が見えているのかわかるのだ。夜なので暗いはずなのだが・・・道ですれ違う人々は変な顔で見てくるし、明らかに何かがおかしい。そう、自分自身の目がおかしくなっていたのだ。なんと!目から明るい光を発していたのだ。それも両目が水平に自由自在に動くのだ。その姿はまるで灯台だ。何がきっかけでこうなったのだろうか。飲みすぎて夢を見ているのかもしれない・・・