友人に老舗和菓子屋の息子がいる。そこの和菓子屋さんは創業400年という老舗中の老舗で全国で知らない人はいないと思われる有名店だ。何が一番の看板メニューなのかというと、どら焼きである。それもそんじょそこらのどら焼きとは違う。見た目は普通のどら焼きと変わらないのだが、食べてみたら全く違う食べ物と思ってしまうのだ。そのくらいのどら焼きと言っていい。その和菓子屋の息子の車がとんでもないことになっているのだ。なんと車のタイヤをどら焼きにしているのだ。そんなの走れるのか?と思うかもしれないが、ここのどら焼きはタイヤとして使えるのだ。なんとも贅沢な車なのだろうか。さすが老舗和菓子店の息子だ。とんでもないことをしてくるところは血なのかもしれない。