オレはアフリカのどこかの部族かい!自分でも自分に突っ込んでしまいたくなるほど、自分の下唇が伸びてしまった。何がそうさせたのかの原因はわからないが、日に日に下唇が伸びていったのだ。どうも下唇が重くなっていき、重力に耐えきらないようになり、下に伸びていったのだと思われる。あまりにも伸びてしまったために、常に口が半開きの状態になっており、口の中がカピカピだし、物を食べるときに、一緒に下顎を動かさないと噛めないので、食べる行為だけでもとても力を使うのだ。こんなにも食べるのが困難になると、自然とダイエットになるかもしれない。だが、どんな状態でも人間は慣れるもので、少しずつであるが、この唇に慣れてきている自分がいる、本当ならこんな状態は嫌なのだが、人間は強い生き物みたいだ。