冬季オリンピックで再注目されているのがカーリング競技だ。簡単そうに見えるのだが、実はとても難しい競技で、微妙な調整でだいぶ変わったりする技術を問われる競技なのだ。そして意外だがこのカーリングは実は日本では太古の昔から非公式で遊ばれていた競技なのだ。ただ使用しているカーリングのストーンが従来のものとは違く、人間を使っていたのである。それは北海道でアイヌ人が遊んでいたのだ。冬季になると湖が凍るので、その上で遊んでいたということになる。そしてストーンの代わりに人間のオヤジを使うことになっていて、彼らをぶつけ合って競っていたのだ。どうしてオヤジを使っていたのかわからないが、一種の儀式に使用する供え物のような感覚だったのではないだろうかと言われている。不思議な慣習である。