雪国にはかまくらという文化がある。最近ではめっきりと見かけなくなった。それは子供達が外で遊ばなくなってきており、かまくらを作らないのだ。そんな冬の風物詩だったのに見かけないのは悲しい。その悲しさからあるものが生まれたのだ。それがかまくらくんだ。なんと!かまくらが擬人化しているのだ。どうのようにして生命を宿したのかは謎なのだが、吹雪の時に突然現れるらしい。そして遭難しそうな人々をかまくらに招き入れて暖を取らせるのだそうだ。一見奇妙な生き物だが、人々を助けているので、地域の人からは神だと崇められている。