神社の息子として育ったので、成人したら神主を目指すのは当たり前であった。特に反発をすることもなく今に至っている。40代になったいま、親から引き継ぎ神主として仕事をしている。幸い人々がお参りに来てくれるので、経営的には特に問題ない。最近余裕が出てきたので、遊び心も出てきた。そこで思いついたのが、おめでたい髪型だ。神社のシンボルとも言える鳥居をそのまま髪型にしたのだ。そして赤色にも染めたので、まさに鳥居が頭の上に乗っているかのようだ。いつでもどこでも神様を感じられるこの髪型によってより信仰に貢献できればと思っている。