人は怒ると顔が真っ赤になって体温が上昇する。血液が沸騰するように熱くなるからだ。これはあくまで表現方法で本当のことではない。顔は真っ赤になるが、実際はそんなに体温は上昇していないのだ。だが、ごくまれにとんでもなく体温が上がる人がいる。ボクの友人がその例だ。その友人はほぼ常に怒っているというっていい。そのために常に顔が赤くて湯気みたいなものが出ている。それを利用して頭にセイロを乗せたところちゃんと火が通っておいしい蒸し料理ができたのだ。これをキッカッケに友人は常にセイロを頭に乗っけて何か食材を蒸しているのだ。優しい蒸し料理を常に食べられることに満足しているようだ。