毎年夏になるとある現象が身体に起きる。それはあごが膨れ上がるのだ。何によって膨れ上がるのかというと、体から出た水分で膨れ上がるのだ。このことを自分で水風船と呼んでいる。本当に水風船のように膨らんで、ボヨンボヨンするのだ。今では毎年のことなのでだいぶ慣れたが、当初はとんでもないことになったと悩んだ。水風船を凋ませようと水を抜こうと色々と試したが、水分量が多くてなかなか凋まないのだ。もうどういう手もなかったので、夏の風物詩の一つと考えて毎年なすがままにしている。人々はこの現象に驚くが、このままでいようと思う。