最近あることが起きた。夜に自宅へ帰ると何か気配がする。おかしいなと思っていると、何か得体の知れない人が家の中にいたのだ。その人はあたかももともとこの部屋にいたかのように普通に過ごしている。なんでここにいるのかと聞いても何も応えてくれない。全く話してもくれないのだ。会話が成立しないので、どうしようもなく、とりあえず過度のストレスを感じさせないようにした。もうあれから1年近くが経っている。いまだに彼は部屋の中にいる。何を食べているのかも分からない。どんな人物なのかも分からない。特徴といえば、顔が黒い箱になっていることだ。彼は何者なのだろうか。いまだに分からずにいる。