とても奇妙な魚が発見された。それは偶然網にかかった魚だった。あまりにも他の魚と違ったのですぐに気がついたのだ。どんな特徴なのかというと、白と黒の色で構成されている魚で、まるでパンダのような魚だった。目の周りと背鰭尾鰭が黒色になっているツートンカラーで構成されているのだ。見た目はパンダそのものなのだ。どんな種類かの魚なのかもわからなかった。突然変異でできた魚かなと思っていたら、翌日からこのパンダ魚は大量に水揚げされるようになった。恐る恐る食べてみたら、これがとんでもなく美味しかった。それから市場に流通するようになって、今では高級魚として取り扱われるようになったのである。