Snow Youngster

Snow Youngster

小さい頃に見た光景は今でも忘れられない思い出だ。それはある雪がたくさん降っている日に起こった。しんしんと雪が降っているとはまさしくその日のことで、ボクは学校の帰り道を歩いていた。周りの音が全く聞こえないほどの雪がたくさん降っていた。その時だ、足下を見てみるとなにやらうごめくものがみえたのだ。何だろうと思ってしゃがんでみると、なんと小さな生物がうじゃうじゃいるのだ。なにものだこりゃ~。どんどんその数は増えてゆき、辺り一面その生物でいっぱいになったのである。そう、これはこの地方で伝わっている雪小僧。妖怪図鑑に登録されている日本固有の妖怪だ。雪が生命を持ち、妖怪になるのだ。雪が溶けると同時に消滅する。いたずらはしないので、かわいい系の妖怪といえよう。雪がしんしんと降っている時は、この雪小僧がとても喜んで現れるようである。とてもかわいかったな~。